「海の日」と世界遺産登録に思うこと


今年の海の日は、7月20日(月)ですが、
平成15年からハッピーマンデー制度が実施され
祝日の幾日かが月曜日に変わりました。
海の日は、7月の第3月曜日ということで、
今年は、7月20日となりましたが、そもそも
ハッピーマンデー制度の実施前は、「海の日」は
「海の記念日」として、7月20日に制定された
もので、今年はたまたま一致を見たのでした。

さて、海の日の由来をご存じでしょうか。
明治時代のこと、明治天皇は旧来の古い習慣を改め
次々に日本の近代化に改革を進めていきました。
明治9(1876)年、明治天皇が50日をかけ東北
地方を巡った際、軍艦でなく汽船の明治丸に乗って青森
から函館を経由して横浜へ帰着したことからこの帰着
した日の7月20日が「海の記念日」になったそうです。
国民の祝日となったのは平成7年からで、
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」
日として、「海の日」となりました。
海の日を祝日として定めている国は、世界で日本だけだ
そうです。

つまり、「海の日」とは、
? 海洋国家である日本
? 明治時代から近代化の国づくりを行ってきた日本
の意味を振り返る大切な日ということになろうかと
思います。


話は少し変わりますが、?に関連して
ドイツのボンで開かれたユネスコの世界遺産委員会
で7月5日に「明治日本の産業革命遺産」の登録が
決まりました。

福岡県の八幡製鐵所や長崎県の三菱長崎造船所など
九州の5つの県と山口、岩手、静岡の各県にある合わ
せて23の資産で構成され、西洋で起きた産業化が非
西洋国家である日本に伝わり、初めて成功した例として
歴史的な価値があることが認められ評価されました。

安倍総理は、海外の科学技術と自国の伝統の技を融合し
僅か50年余りで産業化を成し遂げた日本の姿は世界
でもけうであり、人類共通の遺産としてふさわしい、
普遍的な価値を持つものだという談話を発表しました。


少子高齢化、人口減少の今の日本国ですが、
先人たちの行ってきた改革や革命には及ぶことが
できないまでも、遺産を築かれ維持されてこられた方々
に深く敬意を表し、少しでも明るい未来に向かっての
努力を積み重ねていきたいと思いを寄せた次第です。

余談になりますが、新国立競技場の白紙撤回など
世論の力が大きくなってきています。
日本人としてもっと政治に目を向けなければなりません。

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