アニメーション監督の講演から

こんにちは。
昨年のことになりますが、有名なアニメ監督の講演を
聞く機会があり、参考までに紹介させていただきます。
タイトルは、「仕事力」というものでした。

初めにこのアニメ監督の私の印象は、かなりの
ハングリー精神の持ち主であろうと感じたことです。
大手の映画会社を辞めてフリーランスとなり、
生きていくためにはどうしたらよいかを真剣に
考えられていて、その苦労話がありました。
普段の仕事でやる気を出すにはとか、モチベーション
を持つにはというものではありません。
生きていくため、生き残っていくための仕事力でした
から真剣な内容です。
ただし、恐怖を植え付けるとか危機感をあたえるもの
ではなく、時には笑い話を交えながらアドバイスを
いただけた講演でありました。

さっそく、結論から
1.「次の世代を意識すれば、仕事力がつく。」と
 結論づけられています。
 アニメ監督ですから物を作るクリエーターです。
 もの売りからこと売りということなら、作品を通して
 感動や勇気、夢を売るということになりますが、
 では、人に感動を与えられるヒット作品を
 どうのようにして作れるのかについて、
 次のように話されておられました。
 ?大衆願望、大衆欲望を満たす。
  アメリカ大統領になったドナルド・トランプ氏は
  大衆の考え方(特に不満解消)を上手く捉え
  ていたと思います。
 ?ヒットするものは、時代の要請に答えている。
  では何がヒットするかというと、
  マーケットに向かいマーケットが要求しているもの
  もしくはマーケットの隙間を考える。
  ポケモンのヒットは、マーケットの隙間を狙ったと
  理解しています。
  また、あらゆるものには旬がありますのでタイミング
  も大切です。
 ?技術論を論じてもヒットするものは生まれません。
  歌唱力のある歌手だけでは、ヒット曲は生まれま
  せん。技術力だけがあっても認知されなければ
  結果が出せませんので知ってもらうことが何より
  大切となります。
  作品、商品、自分を知ってもらいましょう。
 ?何年後、何十年後と時間を飛ばして考える。
  現在を過去のものとして考える。
  アニメなら1000年先を考えることがある。
  もっと切実に子供や孫のことを考えよう。
  次の世代を幸福にするために仕事をしよう。
  おのずと仕事力がつき、成果が出てくるはず
  です。

次に精神論となりますが
2.「ハッキリとした敵愾心(てきがいしん)を持てば、
 仕事力がつく。」と話されておられました。
 ?ライバル(人や会社、作品など)を持ち意識しよう。
  ライバルより上を目指し、追い抜かすまでの気持ち
  を強く持たないと物まねやコピーで終わってしまいます。
  必ず上を目指してください。
  私は「新ゴジラや君の名は」に現在、嫉妬を感じて
  います。(会場、笑)
 ?個性を発揮する
  ビジネスでは、価値がなければ売れません。
  価値や財産は、過去から残っているものにヒントが
  あると考えています。和風という価値観も面白い。
  個性や癖を持つ、出していく。
  強い癖を持つと現状を突破できるかもしれません。
  マーケットに対応するセンスをもっと持ちましょう。
  考えましょう、考え抜きましょう。

何か(生活・仕事・人生など)の参考となれば、幸いです。
では、これにて失礼します。
経営企画s